【代表あいさつ】トライフォース四国中央が目指す場所

四国中央に“楽しめる場”をつくりたい理由

【代表あいさつ】トライフォース四国中央が目指す場所

こんにちは。
トライフォース四国中央 代表の鈴木です。
市内では「バスケットの人」という印象が強いかもしれませんが(笑)、
2024年4月にスタートしたトライフォース四国中央も、おかげさまで9ヶ月目を迎えました。

私自身の詳しい経歴はHPにも掲載していますが、今回のブログでは
「なぜ私が柔術に惹かれ、この街でジムを開こうと思ったのか」
その背景をお伝えしたいと思います。

■ ブラジリアン柔術との出会い

初めてブラジリアン柔術を知ったのは、小学生の頃。
毎週見ていた『世界まる見え!テレビ特捜部』で、第1回UFCが特集された回でした。

格闘ゲームから飛び出したような選手たちが、見たことのない技術で相手を制し、
幼い私は「なんだこれは!?」と目を丸くしていました。
その後、プロレス好きだったこともあって、自然と柔術という言葉を耳にする機会が増えていきました。

■ 本当は格闘技をやりたかった中学時代

中学生になると「MMAをやりたい」「プロレスラーになりたい」という夢もありました。
しかし、当時、市内で中学生が学べる格闘技は
柔道・空手・ボクシング くらい。
さらに親からは「顔が変形する競技は禁止」と言われてしまい(笑)、
必然的に柔道を選ぶことになりました。

その後は柔道、陸上、バスケットボール…と、
気づけば格闘技から離れた生活を送るようになりました。
理由は、当時の旧市町村にはブラジリアン柔術やMMAを学べる場所がなく、
高松・松山・高知・徳島へ行かないと習えなかったためです。

社会人になってからはバスケットやプロレスをしながら、
ミニバスの監督として20年を過ごしました。

■ 一大決心とトライフォース高知との出会い

約20年の間に松山市で8年ほど生活しましたが、家庭の事情で四国中央市へ戻ることに。
その頃は「仕事とウェイトトレーニングだけ」の生活で、楽しみはほとんどありませんでした。

そんな時、たまたま柔術の試合を目にしたことが転機になります。
「もう一度やってみたい」
そう思い立ち、現実的に通える範囲で柔術ジムを探し、
見学に行ったのがトライフォース高知でした。

柔術だけでなく、MMA、ノーギ、グラップリング、キックボクシングまで揃っており、
「全部やりたいことが詰まってる!」と即入会。
週3日のペースで、無理なく練習を続けていきました。

そして昨年末、ご縁をいただき
トライフォース川之江(現:四国中央)立ち上げ
を決断することになりました。

■ この街で柔術を広げたい理由

四国中央市は 高齢化率33%
「消滅可能性自治体」への指定もあり、今後も高齢化は進んでいくと言われています。

しかし私は、ただ状況を眺めるのではなく、
高齢になっても楽しめる新しい“場”をつくりたい と考えました。

ブラジリアン柔術は──

  • 寝技主体でケガが少ない
  • 脳と身体を使う
  • 全身運動でアンチエイジングにも効果的
  • 年齢に関係なく始められる
    という特長があります。

また、若い人たちや子どもたちにも
「学べるスポーツの選択肢として柔術があっても良い」
と強く感じています。

さらに、障害者スポーツ・パラスポーツとしての柔術の可能性も、
この街で広げていけたらと思っています。

四国中央市での柔術文化はまだはじまったばかり。
試行錯誤を重ねつつ、長い目で見て育てていきます。
皆さまの温かい応援と長いお付き合いをいただければ幸いです。

■ 最後に

トライフォース四国中央は、
「誰でも始められる」「長く続けられる」「人生の楽しみがひとつ増える」
そんな場所を目指しています。

これからもよろしくお願いいたします。

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トライフォース四国中央

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